月別: 2019年7月

2019年7月11日 歯科衛生専門学校講義

本日、2019年度 衛生士学校講義4回目の講義は、矯正治療における資料採得の意義と採得方法、抜歯、非抜歯の診断に重要なセファロ分析を含め歯科矯正治療診断についてです。

まず、矯正歯科治療の対象になる不正咬合状態を確認し各資料(セファロ、パノラマ、CTなど)の情報を知ることの重要性について話します。

各歯牙がどの様な状態なのか、どの位置にあるのかを知るためには歯列模型、セファロ、パノラマ、CTの情報は欠かせないのです。その情報から骨格の状態が、上顎前突、下顎前突、上下顎前突、開咬、過蓋咬合、偏位を判断するのです。また、その原因も推測する必要があります。

治療予測、計画を立案するためには、セファロなどのX線から得た骨格的情報と、模型からの個々の歯の情報が必要であり、それらの情報を統合し、矯正治療における抜歯、非抜歯の判断するのです。乱杭歯の状態を並べるだけでは前歯が前方、側方に傾斜し口元が突出した状態になるのです。また、不必要な抜歯を行う事で前歯が後退し、口唇部が凹み口元が乏しくなることがあるのです。適切な診断する上でセファロ、CTの診断が大事になり個々の歯の状態を含めできる限り得れる情報を収集することが大事になるのです。

まず、今日の授業は、歯科矯正治療の難しさ、そして治療の素晴らしさ診断の必要性、重要性を学生に理解して頂きます。

2019年6月23日 第27回日本成人矯正歯科学会大会が開催されました!

2019年の日本成人矯正歯科学会大会大会の大会テーマを次世代の矯正歯科治療(歯科矯正医療における3Dデジタル技術の行方)としました。近年、医療における3Dデジタル技術が急速に発展し様々な医療において活用されてきています。今や3Dデジタルデータは、医療においてはCTがなくてはならない時代となりつつあり、当然、歯科医療においても、補綴やインプラント治療において急速に普及しています。しかし、矯正治療においては、他の医療分野に比べ普及している様には思えません。この様な新しい3Dデジタル技術がどこまで発展しているのか、如何に矯正治療に取り入れられることができるのかを2019年第27回日本成人矯正歯科学会大会にてディスカッションされました!

会場は、大阪市北区、大都市の真ん中に位置し、堂島川と土佐堀川が流れる中之島に大阪市中央公会堂があります。建築は、ネオルネッサンス様式の美しい外観、内装ともに意匠の完成度が高く、国の重要文化財(2002年12月指定)で日本の近代建築史上重要な歴史的建築物でした!

2019年 歯科衛生士専門学校講義

本日は、正常咬合と不正咬合とその原因についての講義です。不正咬合とは、個々の歯のズレや上下顎の前後的、左右的ズレある状態をいい、正常な機能(咀嚼、発音)ができないか、将来機能の低下を起こす、骨格の異常発達する可能性がある状態を言います。不正咬合の種類に叢生(乱杭歯)、上顎前突、下顎前突、上下顎前突、開咬、過蓋咬合、交叉咬合などの偏位が挙げられます。
これらの不正咬合を成長期前から放置することで様々な問題が発生することがあるのです。先天性を除いて生まれた時から不正咬合の赤ちゃんはいませんから、例えば、歯の萌出が異常でその状態を放置した場合、成長期にその不正咬合の問題が助長されさらに悪くなり骨格の偏位にもつながります。いわゆる顎変形の症状です。特に注意が必要な状態は下顎前突、顎偏位です。また、咀嚼障害などアゴか痛くなったり、口が開かなくなったりすることがあります。
まず、今日授業は、その状態の把握と原因について講義する予定です!