ヤマダ先生にリンガル(舌側矯正)矯正の講義をして頂きました。今回は第2週目になります。
リンガル(舌側)とラビアル(唇側)矯正における矯正ワイヤーの力のかかり具合についてレクチャーして頂きました。〈野々村先生談〉
「目からウロコの体験をさせて頂きました。」とのコメントです。
月別: 2012年7月
歯科診療で診断にかかわるパノラマレントゲン、CT撮影、デンタルなどの放射線線量を調べました。自然界に発生する放射線量に比べ低い数値が確認出来ました。ヤマダ矯正歯科ではすべての装置をデジタル化しており、より低い線量で診断できる様にしています。
近畿矯正歯科研究会30周年記念大会のパンフレットができました。
(当医院山田尋士先生が会長をされています)
近畿矯正歯科研究会を創設され経験豊かな黒田康子先生、福井隆彦先生、小山勲男先生による講演や、祝賀パーティーも予定しておりますので、多くの先生方のご参加をお待ちしております。
参加申し込みはこちらから→http://www.aork.jp/taikai/index.html
開催日:平成24年11月3日(祝)
開催場所:大阪新阪急ホテルhttp://www.hankyu-hotel.com/hotel/osakashh/
講演場:2F 紫の間
特別講演:
- 『矯正治療目標ー変わったこと,変わらないこと』 黒田 康子先生
- 『Implant anchorage を用いたskeletal controlについて』 小山 勲男先生
- 『スタンダード・エッジワイズ法による治療』から ー フォース バランスについて ー 福井隆彦先生
スタッフ教育講演
- 『表情筋訓練を取り入れたMFTの活用』~口腔機能と表情の変化~ 歯科衛生士 石野由美子先生
噛む事の大切さを実感して下さい!
私たち人聞が物を噛む時は、最大で体重の2〜3倍の強い力で噛み砕きます。
ところが、現代の食べ物は軟らかい物が多く、口の中に入れるとお粥状態になって、すぐ飲み込めてしまい、噛むという行為自体が無くなってしまいます。
しっかり噛む事は、元気の素!
噛むということには、食べ物を小さくして、胃の消化を助けるという効果もありますが、その前に噛んだという物理的な刺激が歯全体にも加えられ、歯を支えている歯根膜繊維(コラーゲン繊維)からあごの骨に伝達されます。
さらに、顔の筋肉を介して頭全体の骨に伝達され、骨の中にある細胞を圧迫したり、けん引します。こういう状態になると細胞が非常に元気になり、栄養やカルシウムを摂取して、丈夫な密度の高い骨を作り始めます。
つまり、噛むことは顔全体の骨や筋肉を丈夫に育てているのです。
色々食べて脳を活性化!
また、「噛む」という情報は脳にも入力され「これは一体何だろうか」、「どれくらい噛んだら良いか」を、歯触りや硬さなどからすぐに判断します。
そして、「これは間違いなく新鮮なお刺身だ」、「食べても良い」、「コリコリして美味しい」というように脳全体が活力を持って動き出すのです。
さらに、「この食べ物はお袋が作ってくれた物である」とか、あるいは「友達と楽しく食べた」とか、「食べ損なった」とか、喜怒哀楽などの情報も「噛む」という行為の中には入っています。
暴飲暴食は厳禁!
噛むということは決して、食べ物を胃に入れるための準備過程ではなく、脳の中枢を介した全身の変化や活力を引き出すための重要な行為であると考えていいと思います。
ですから、2〜3回、ご飯粒に歯型を付けて飲み込むような食べ方ではなく、口の中に入れたら一口30回、しっかり噛むことを目標にしてください。
sorce:前日本咀嚼学会理事長 斎藤滋(さいとうしげる)
2012年7月1・2日 日本矯正歯科学会が東京千代田区にある学士会館にて開催されましたので参加致しました。今回の成人矯正歯科学会は、20周年記念大会で海外から多くの演者が来日し、多くの成人が矯正治療を希望される場合に選択されることが多い舌側矯正治療、インプラント矯正治療、矯正治療と歯周治療の問題など、成人矯正治療に関わる内容で講演されました。
成人矯正歯科学会で恒例のEーライン・ビューティフル 大賞には、武井 咲(女優)さんが受賞されました。