2017年6月 歯科衛生士専門学校講義3回目

本日は、常咬合と不正咬合についての講義です。不正咬合とは、個々の歯のズレや前後的、左右的ズレある状態を言います。正常な機能(咀嚼、呼吸、発音)ができないか、将来機能の低下を起こす可能性がある状態を言います。不正咬合の種類に叢生(乱杭歯)、上顎前突、下顎前突、上下顎前突、開咬、偏位の原因の交叉咬合などが挙げられる。
これらの不正咬合を成長期前から放置することで様々な問題が発生することがあるのです。例えば成長期の子どの場合、その不正咬合の問題が助長されさらに悪くなり骨格の偏位にもつながります。いわゆる顎変形の症状です。特に注意が必要な状態は下顎前突、顎偏位です。また、咀嚼障害などアゴか痛くなったり、口が開かなくなったりすることが在ります。
まず、今日授業は、その状態の把握と原因についてです(^_^)

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