今日の講義は、歯がなぜ動くのか?をテーマとして行います。
歯は、押される側に圧迫され骨が吸収されます。また、その逆側で歯根膜が牽引され骨の添加が起こり歯が動きます。どんな力でも良いわけではありません。強すぎる力では、かえって歯の動きが悪く、弱すぎると歯が動きません。歯を動かすには、それぞれの歯に適した力があります。これを差動矯正力といいます。矯正治療が難しいのは、この差動矯正力を理解するのに時間、経験が必要になるためです。
月別: 2013年6月
ランマーク又はブラリアによる治療を受けている患者様は以下の様に処方医から、下図のようなカードを提示するように指導されているそうです。
歯科・口腔外科受診時に患者様が提示するカード
ランマーク又はブラリアによる治療を受けている患者様が、歯科又は口腔外科を受診する際には、以下のカードを提示するように処方医が指導しています。いすれも表面に歯科・口腔外科の先生方へのお願い事項を記載しています。
第一三共株式会社さんから頂いた資料による「顎骨壊死の臨床的特徴について」は歯科医師として特に注意しておかないといけないことです。
「顎骨壊死の臨床的特徴について」
顎骨壊死の正確な発生頻度は不明ですが、注射用ビスフォスフォネート(BP) 製剤投与患者におけるBRONJ 発生は、経口BP製剤投与患者におけるBRONJ 発生にくらべてその頻度が高いことが欧米の調査報告により知られています。わが国においては、欧米に比較して、経口BP 製剤投与患者におけるBRONJ 発生報告の比率が高いようです。
ランマーク又はブラリアを投与中の患者様で歯科治療が必要な場合の対処法を以下に掲載しておきます。
—— ◇ —— ◇ —— ◇ —— ◇ —— ◇ —— ◇ —— ◇ ——◇—— ◇ —— ◇ —— ◇ —— ◇ ——
※第一三共株式会社さんから頂いた資料を参考に掲載させて頂きました。
日本歯科医師会の広報から発行された昭和3年の歯科啓発ポスターです。
日本歯科医師会では今年から『歯と口の健康週間(6月4~10日)』として啓発活動を実施しています。
過去にさかのぼってみると『歯と口の健康週間』の呼び名がいろいろと変遷していることがわかりました。
1928年(昭和 3年)〜1938年(昭和13年) 「虫歯予防デー」
1939年(昭和14年)〜1941年(昭和16年) 「護歯日」
1942年(昭和17年) 「健民ムシ歯予防運動」
1943年から1947年までは中止
1949年(昭和24年) 「口腔衛生週間」
1952年(昭和27年) 「口腔衛生強調運動」
1956年(昭和31年) 「口腔衛生週間」
1958年(昭和33年)〜2012年(平成24年)「歯の衛生週間」
そして2013年(平成25年)より「歯と口の健康週間」になっています。
ネーミングとしては「むし歯予防デー」が一番印象深いのですがいかがでしょうか?
資料は公益社団法人 日本歯科医師会ホームページを参照させて頂きました。http://www.jda.or.jp/
2013年6月2日
患者様からの嬉しい言葉!
初診時年齢12歳の女性からコメントを頂きました。
「矯正をしてとても良かったと思います。」とのコメントは治療している方としても、とても嬉しいコメントですね。