「生きる力」をはぐくむ  学校での歯・口の健康つくり①

-文部科学省 学校歯科保健参考資料-

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「生きる力」をはぐくむ
学校での歯・口の健康つくり

歯列(歯並び)と咬合(咬み合せ)

1)歯列・咬合
成長に伴う変化(一時的な歯列・咬合の不正)
子ども達は発育期にあるため、一時期だけを捉えて歯列や咬合が、「異常」と判断することは困難である。特に小学生の時期は乳歯から永久歯への交換期にあたるため、一時的に歯列不正の状態を呈する。
また、歯の交換期では、上下で噛み合わない歯が存在したりして、一時的に咬合が悪くなる。これらの一時的な歯列や咬合の不正は、誰もが通過する生理的な成長過程である。

① 前歯の交換期
前歯部に空隙があるために、サ行やタ行などの発音(構音)で影響を受けることがある。また、上顎前歯の萌出期は外傷を受けやすいので注意が必要である。食物を飲み込むときに、萌出途上の上下前歯の間に舌を突き出すような癖をつけると、後に述べるが開咬の誘引となることもある。

前歯の交換期の指導:
●安静時、食物を食べている時や食物を飲み込む(嚥下)時には、口唇をしっかり閉じて、鼻で呼吸するように指導する。
●飲み込む時に舌を前に突き出すような癖を付けない。口唇をしっかり閉じるよう指導する。

②臼歯の交換期
噛み合う面積が減少するため食物を細かくする能力(咀嚼機能)が低下する傾向にある。そのため、食事時間が長くなったり、噛み砕かれていないままの食物を丸呑みしてしまったりするなどの食べ方の変化が生じやすい。上下の歯の聞に空隙があるため、咀嚼中に食物が臼歯部の口腔前庭(歯列と頬・唇の間)に入り込みやすい。

臼歯交換期の指導:

●口腔前庭に食物が落ち込まないようにしっかりと口唇を結んで頬をすぼめ気味にして効率の良い咀嚼運動を指導する。
●咀嚼機能が落ちるため、食事に要する時間を長くするような配慮をする。
●丸呑みの習癖にならないように、食事は急がせずに良く噛んで食べるよう注意する。
次回に続く…

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