月: 2015年9月

私が講義するMTM矯正コースの開催が始まりました

2015年度、今年で7回目となりますロッキーマウンテンモリタが開催する矯正セミナーの開催が始まりました。このコースは、2015年9月から来年の2月まで計6回のコースです。

私の講義する内容は、早期矯正治療の必要性についてです。最近、セカンドオピニオンでこられるお子さんの中に、矯正治療が必要でないと思われる子供が、矯正装置をつけているのを見ることが多くなってきています。

なぜ、そのようなことになっているのか? 

患者である子供が流行りとして装置をつけているのか?

そんなことはないと思う❗️

そのようなことにならないように多くの歯科医師にセミナーを通して子供の矯正治療の必要性、経過観察の必要を理解していただきたいと思います。経過観察がなぜ必要なのかは、成長期であり、乳歯から永久歯に生え替わる場合、途中歯並びが乱れた様になる時期があるのです。その時期は、経過観察し、歯の萌出が正常に替わっているか経過を見るだけで正常な歯列になることが多くあります。当然、異常が起こればその時から矯正治療を始めれば良いと思う。成長期の子供の自然な成長による歯列の拡大はかなりあるのです。

そのため矯正治療が、どのよう状態の時に必要なのか判断、診断が大事なのです。

『月刊ジュニアエラ』ってご存じですか?

ジュニアAERA雑誌の紹介

ジュニアAERA雑誌の紹介

 朝日新聞が発行している『月刊ジュニアエラ』小中学生のためのニュースマガジンに日本臨床矯正歯科医会の記事が掲載されていました。

日臨床矯正ジュニアAERA雑誌の紹介

日臨床矯正ジュニアAERA雑誌の紹介

矯正歯科治療の啓発に良いことですね、雑誌の内容もなかなか現代の世相を分かりやすく解説しています。

月刊誌ジュニアAERA
http://publications.asahi.com/ecs/68.shtml

矯正歯科治療の受診先を選択するための6 つの指針

2015年7月MBSで放送された「子供に対する不適切な矯正治療について」は大きな反響をよび、日本臨床矯正歯科医会にはマスメディアの取材が続いているそうです。その中で日本臨床矯正歯科医会は、安心して治療を受けるための6つの指針を以下のように提言しています。

矯正歯科治療の受診先を選択するための6つの指針

矯正歯科治療の受診先を選択するための6つの指針

 

 

 

 

 

 

 

1.    頭部X 線規格写真(セファロ)検査をしている
2.    その他の必要な精密検査を行い、それを分析・診断した上で治療をしている
3.    治療計画、治療費用について、治療前に詳細に説明をしている
4.    治療中の転医やその際の費用精算まで治療前に説明をしている
5.    常勤の矯正歯科医(日本矯正歯科学会認定医や専門医)がいる
6.    専門知識のある衛生士・スタッフがいる

このような簡単な判断基準で矯正歯科治療の受信先を選択されるのが安心して治療を受けることのできる大前提だと考えられています。
詳しくは日本臨床矯正歯科医会ホームページもご覧ください。

2015年衛生士学校歯科矯正学講義6回目

今日の講義は、歯を動かす矯正装置について講義致します。
可徹式矯正装置・固定式矯正装置歯の種類、使用方法や利点・欠点など詳しく講義する予定です。
矯正装置には、可徹式矯正装置・固定式矯正装置歯があり年齢や治療方法、用途によって使い分けます。当然、低年齢の患者には可徹式が使用されることが多いですし、大人の患者様には、固定式のエッジワイズ装置(マルチブラケット装置)中には舌側矯正装置(リンガルアプライアンス)になります。成長期の患者様には、機能的装置(バイオネーター、FKO、アクチバトール,ビムラーアダプターなど)を使用し過蓋咬合患者の成長期に,成長変化を利用して顎の形態や顎関係を改善します。場合には、顎外固定装置(ヘッドギヤー,オトガイ帽装置,上顎前方牽引装置)を使用し、過蓋咬合、上顎前突、下顎前突などの咬合関係を過度の力を利用し骨格の改善を行います,本日は、写真などを見ていただき、実際の症例の治療前後、さらに様々な装置について講義致します。

上顎前突(出っ歯)の治療方法について

上顎前突( 出っ歯)の矯正治療方法は、年齢によっても違いがあります。  それは、成長があるかどうかで全く違いがあるのです。成長は、徐々にゆっくり成長する時期と、急激に身長・体重の増加のある成長する時期とがあり、その時期を第二成長期といいます。成長期の場合は、下顎の成長を期待し、さらに成長を促します。遺伝的要因によってその量に差があります。(成長は、セファロ分析、遺伝的観察から予測します)。下顎の成長を期待し装置で促し結果、上下顎の差を少なくするのです。一般的の方は、上顎前突は、上顎が出ているから後退させると考えがちです。これは、ヘッドギアなどで上顎にかなりの力を常時(24時間)かけ続けなければなりません。子供場合、すべての歯が萌出するまで長期間付け続けなければなりません。途中で止めてしまうと後方の歯が萌出するする際に前方の歯を押し戻ってしまうのです。少しは、協力ある患者であれば後退すると思いますが一般的にには不可能なのです。(そこまで協力ある患者様に遭遇する事がほとどないのです)実際、期待ほど効果がてないのが現実的です。成人の患者様なら更に期待できないでしょう。しかし、ここ数十年、矯正用インプラントアンカレジを使用する事で可能な場合が出てきました。
成人の場合は、下顎の成長が期待出来ないので、上顎のみ又は上下顎の歯を抜歯し前方の歯を後退させ上顎前突(出っ歯)を改善ます。その際、前歯のみ後退するだけでなく臼歯も前方に移動してしまうのです。前歯を多く移動したい場合は、臼歯が前方に動かない様にするのですが方が、過去には、前述のヘッドギアを使用しますが、患者協力がない場合(ほとんど無いと思います)上顎前突が残ってしまうのです。現在、歯科矯正用インプラントアンカレジを使用する事で臼歯を全く移動させなく出来ますし、また、少しであれば臼歯を後方に移動出来ます。使用当初は、成人の患者のみ使用してましたが、現在は、永久歯萌出した段階で使用しています。学年的には、エッヂワイズ装置使用時期と重なる中学生から使用しています。歯科矯正用インプラントアンカレジを使用する事で素晴らしい結果を生むのです。歯科矯正用インプラントアンカレジについては、次回に詳しく説明致します。