今日、朝から衛生士専門学校の講義を行いました。講義の内容は、第一回めで初めなんでまず概論、歯科矯正治療がどのような治療か、治療前と治療後を見ていただきました。少しでも興味持っていただけたかと思ってます。
学生の中には、これから歯科矯正治療を受けようとする子もいました。
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先月2014年3月19日~24日、メキシコ、都市トルーカにあるUniversidad Autónoma del Estado de México (UAEM)にて講演してきました。演題は、”歯科矯正用アンカースクリューを使用した矯正歯科治療について”です。会場には歯科学生をはじめ開業医、矯正歯科専門医600人以上の前での講演は、非常に緊張しました。
メキシコはスペイン語のため講演は、英語からスペイン語に通訳して頂きました。
講演を始めると会場のざわめきがなくなり、なんとか90分講演致しました。多くの質問をなんとか英語で答え、十分に答えられたか・・不明です(-_-;)
今回、大学50周年記念特別講演というすごく良い経験がで来たと思います。
本日、日本舌側矯正歯科学会及び理事会に参加しました。この学会は、歯の裏側に矯正装置を付けて治療、向上、研究する学会です。かなり多くの矯正医が参加していました。このことは、歯科矯正治療中、目立たないため患者様のニーズが増えてきている証と思います。
舌側矯正治療は、歯の表に付ける通常の歯科矯正治療に比べ難しいのです。誰でも出来るものではないのです。この学会の認定医を取得しようとされている矯正医はたくさんいますが、まだそのレベルに達していないのが実情で、まだ日本舌側矯正歯科学会の認定医は少ないのが現状です。私自身もこの学会の認定医を取得しましたが、その認定医の継続維持するのに苦労しております。
2013年10月31日、兵庫県神戸市中央区にあるANAクラウンプラザホテルにて開催されました。今回でこの研究会も29回を迎え来年には30回記念大会を東京椿山荘にて開催するそうです。この研究会は、立派な矯正医が参加し活気ある研究会です。
今回、「外科矯正治療の実際と予後の安定について」と言う題の講演がありました。かなり私には興味があり内容においては、口腔外科医からの治療目標が矯正専門医と同等のとらえ方をされており感動致しました。
また、「Biodigital矯正の概念と臨床応用」の講演は、今後の矯正学、矯正臨床を大きく変えるものと思います。当医院でも3DCTを導入して数年になり、より良い治療結果をあげてきております。時代的に様々なツールが、デジタル化する事で細かな検査・診断ができ、治療を受けられる側(患者)に良い治療を提供できるようになってきていると思います。
本日、東京駅近くにある東京ステーションコンファレンスにて外科的矯正治療の勉強会に参加しました❗️
CTを応用し駆使した治療後のシュミレーションはすばらしいものでした。
今日の講義は、歯がなぜ動くのか?をテーマとして行います。
歯は、押される側に圧迫され骨が吸収されます。また、その逆側で歯根膜が牽引され骨の添加が起こり歯が動きます。どんな力でも良いわけではありません。強すぎる力では、かえって歯の動きが悪く、弱すぎると歯が動きません。歯を動かすには、それぞれの歯に適した力があります。これを差動矯正力といいます。矯正治療が難しいのは、この差動矯正力を理解するのに時間、経験が必要になるためです。
今日の講義は、正常咬合と不正咬合です。正常咬合がどのようなものか知らなければ不正咬合を理解出来ません。
正常咬合は、歯並びや歯の位置だけでなく、口腔内において機能的環境いわゆる食事、会話などが正常に機能する咬合をいいます。
不正咬合は、正常咬合以外のことをいいます。
5月13日から7月半ばまで歯科矯正学について奈良歯科衛生士学校の講義が始まりました。2年前に教えた生徒が、今年、歯科衛生士国家試験に全員無事合格しました。今年で3年になますが、16単位を講義するのは大変体力がいります。今年も頑張ります(^。^)
3年前より奈良歯科衛生士専門学校に歯科矯正学を教えに行っております。その1年目の教え子が、本年度国家試験でした。心配しておりましたが、学生全員が合格の栄に浴することができましたとの連絡がありました。本当、良かったです(^。^)
今日は、大阪歯科大学で慶熙大学の矯正学講座の教授を含め5名の先生が大学にこられました。
大阪歯科大学矯正学講座の先生が 3名、慶熙大学の先生が3名発表されました。様々な考えもありますが、・・・
患者様の立場になった治療の考えが必要だ!と考えるのは、自分だけかな〜
歯科用金属のアレルギーについて
金属による感作とくにアレルギ一疾患発症のメカニズムの詳細については、なお不明であるが、アレルゲンとみなされる金属を遠ざけることによって治癒した例も多く、本疾患の存在は否定できないとされている。
同疾患は皮膚科領域のものが多く、接触皮膚炎(湿疹)扁平苔癬、掌蹠膿疱症などで,口腔内でみられるものは扁平苔癬や舌炎などである。その他、舌痛、口唇痛、口腔粘膜痛などもアレルギ一性疾患とみるものもあるが、疑わしい例も少なくないようである。感作、発症は日常の生活環境中の無数の金属製品(一見して金属とはみえないものも多い)による場合がほとんどであるが、口腔内の補綴修復物の金属がアレルゲンとなることもある。ただ口腔内や消化管の粘膜には免疫寛容の現象があり、口腔内金属の腐食溶解量がごく微量であることからみても、それらによる感作、発症の機会は少ないと考えられる。
金属アレルギーの診断はまず類似の疾患との鑑別診断が重要で、次いで既往歴、とくにアレルゲンとみなされる金属との接触についての問診の他、血液検査、パッチテストなどを行う。中でもパッチテストは表に示すような17種が発売されており、これをミニプラス夕一、またはフィチェンバーに塗布して、背部皮膚に貼付する方法がとられている。判定は2日、3日、7日後に行う。金属試薬では遅発反応が出るので、とくに7日後まで検査しないと判断を誤ることがある。
パッチテスト陽性金属が判明し、その他の検査結果からアレルゲン金属が確定した時には、抗原除去療法を行う。すなわち、まず生活環境の中でアレルゲン金属に触れないようにする。次いで経過をみながら、口腔内のアレルゲン金属を除去する。このような場合には、パッチテストの信頼性を高めるため、必ず確認テストを行うことが望ましい。撤去に際しては、口腔内の金属製補綴修復物の金属成分表だけでは完全に確認できないことが多いので、それぞれの金属補綴修復物を一部削つて採取して成分金属を分祈する。こうしてアレルゲン金属を含むもののみを撤去し、他の材料に交換することが望ましい。
平成25年2月発行 日本歯科医師会雑誌2月号〜
より抜粋しました。
平成24年11月22日、一般社団法人日本矯正歯科学会は、内閣府の公益認定等委員会より無事に公話認定の答申が出され、12月1日内閣総理大臣より公益社団法人としての公益認定書を受領いたしました。これを受けて、12月1日付で移行登記が行われる予定です。
これにより、「公益社団法人日本矯正歯科学会」として再出発することになります。
今日は、千里中央にある千里ライフサイエンスにてハーモニー リンガルのセミナーに参加してしております。このセミナーは、二回目になりますが、少しずつ変化しています。
使い勝手は良いのでしが、少し厚みがあるのが気になります。患者さんの違和感が大きくなる可能性がありますが、治療システムがシンプルなので診療時間が短くなりそうです。
自分のセミナーが今日から始まる。一般の歯科医院でもできる矯正治療を伝えるセミナーなんです。最近間違った矯正治療される一般歯科医院が多くて——。自分でできる治療がわかってない先生が多くて、難しい症例まで手をかけてる。こんなことしてたら治らない‼患者さんがかわいそうです。
そんなことにならないよう、自分の能力を判断し簡単な症例の見分け方のたのセミナーです。
日本口腔外科学会より「顎変形症診療ガイドライン」が出来ています。
かなりまとめられた内容です。
2012年7月1・2日 日本矯正歯科学会が東京千代田区にある学士会館にて開催されましたので参加致しました。今回の成人矯正歯科学会は、20周年記念大会で海外から多くの演者が来日し、多くの成人が矯正治療を希望される場合に選択されることが多い舌側矯正治療、インプラント矯正治療、矯正治療と歯周治療の問題など、成人矯正治療に関わる内容で講演されました。
成人矯正歯科学会で恒例のEーライン・ビューティフル 大賞には、武井 咲(女優)さんが受賞されました。
矯正治療する患者様の親知らず(第三大臼歯抜歯)について様々な問い合わせがありましたので御説明致します。
まず、親知らずが、画像の様に横向きに生えて、他の歯を前方へ押し出し、歯列が乱れる可能性がある場合には、抜歯をお勧めする事があります。治療方法によっても違がうのですが 、他の歯を抜いて矯正治療を行う際には、矯正治療後に親知らずを抜くか、奥歯(臼歯部)を後ろに移動させるのに、親知らずが邪魔になる場合には治療前に抜歯をします。また、親知らず以外の歯を残す非抜歯矯正の場合でも矯正治療前に親知らずを抜く事が多くあります。
説明の様に、矯正治療において、親知らずの抜歯はとても重要ではありますが、他の歯と違い、横向きに歯茎に埋まっている状態の親知らずを抜く事は、難しく、慎重に診断する必要があり、どこの医院でも出来るとは限りません。