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歯科矯正治療における子供に対する治療例の提示

奈良歯科衛生士専門学校講義⑥

今日の講義は、矯正治療に使用する装置についてです。子供の矯正、大人の矯正使用する装置は違います。また、固定装置、可撤式装置様々あります。症例によっても使用する装置が違いがあり、上顎前突の症例には、ヘッドギア-など上顎骨の成長を抑制する装置が使われ、下顎前突には、チンキャップという下顎成長を抑制する装置、また、上顎牽引装置は、上顎骨を前方に牽引する装置などが使われます。また、子供の歯列に問題がある患者には、アクティブプレートなど使用します。

上顎前突症例

 

上顎前突症例

泉大津市在住 初診時年齢10歳の男子、上顎前突の矯正治療例です。
10歳から2年程度、プレートによる治療をおこないました。
(ヤマダ矯正歯科ではプレート装着は原則として夜間の就寝時のみ使用します)

その後、ブラケットを装着した治療をおこないましたが、治療期間が1年6ヶ月と短期間で終わることが出来ました。

ヤマダ矯正歯科 上顎前突症例 矯正治療例

正しい咬み合わせをめざして!-日本矯正歯科学会パンフレットより-

ヤマダ矯正歯科 正しい歯並びの条件 日本矯正歯科学会

正しい歯並びとは

日本矯正歯科学会会員専用ページからダウンロードが可能になっている
「歯科矯正リーフレット」を使ってみました。

ページ構成は

  1. 正常咬合のページ
  2. 不正咬合のページ
  3. 歯並びチェックシートで構成されています。
ヤマダ矯正歯科 正しい歯並びの条件 日本矯正歯科学会

正しい歯並びの条件

正常咬合のページ

①前後のバランス
上下顎の大きさのバランスがとれている
前歯は上が下の2㎜程度前方にある
奥歯は1本に対し2本が咬み合っている

②左右のバランス
骨格が左右対称である
上下の前歯の真ん中が一致している
上の歯に下の歯の外側の山が咬み合っている

③上下のバランス
骨格的に上下の長さのバランスがとれている
上と下の前歯が2㎜程度重なっている

④スペース
歯が一列に並んでいる
歯が重なっているところや、すき間がない

となっています。ある程度のバランスがとれているならば(①から④まですべて兼ね備えている必要はない)正常咬合と判断しても構わないのではと思います。

不正咬合のページ
正常咬合と不正咬合をわかりやすく比較するために
①前後のバランス
②左右のバランス
③上下のバランス
④スペース、に分けていますので患者さんがセルフチェックしやすいと思います。

ヤマダ矯正歯科 正しい歯並びの条件 日本矯正歯科学会

上顎前突・下顎前突

①前後のバランス
一般に、出っ歯や受け口と呼ばれています。上下の顎の大きさといった骨格的なバランスに問題がある場合と、前歯の傾きといった歯の並び方に問題がある場合があります。6歳臼歯の咬み合わせのずれがどの程度あるかということも、治療法を左右する要素です。習癖が原因で起こる場合もあります。

 

ヤマダ矯正歯科 正しい歯並びの条件 日本矯正歯科学会

交叉咬合・鋏状咬合

②左右のバランス
骨格や歯の咬み合わせが左右どちらかにずれています。骨格のずれがなくても、咬み合わせのズレを放置していると、骨格がズレてくる事が多いので、早めに治療が必要です。交叉咬合は、下の歯が上の歯の外側に出ている咬み合わせの事で、逆に鋏状咬合は、下の歯が上の歯の内側に入っている咬み合わせの事です。

ヤマダ矯正歯科 正しい歯並びの条件 日本矯正歯科学会

過蓋咬合・開咬

③上下のバランス
咬み合わせが深いことを過蓋咬合、上下の歯の間にスペースがあいていることを開咬といいます。いずれの場合も、習癖が関与している場合が多く見られます。特に、開咬は舌癖や口呼吸など、機能の異常によって増悪しますので、咬み合わせを治すのと同時に、機能の改善が必要な場合が多いです。

ヤマダ矯正歯科 正しい歯並びの条件 日本矯正歯科学会

不正咬合・叢生

④スペース
顎の大きさと歯の大きさのバランスがとれていない状態です。顎の大きさに比べて歯の並ぶスペースがなく、歯がガタガタしていることを叢生、逆にスペースが余っている事を空隙歯列といいます。前歯と6歳臼歯がはえると、永久歯が並ぶのにどの位スペースが足りていないかを予測をする事ができます。

 

歯並びチェックシート
この様に比較対象がわかりやすく記載されているのに加えセルフチェックシートも掲載されています。患者さん自身がパンフレットを見てチェックシートに記入して頂ければ良い診療につなげる事が出来るのではないでしょうか?

ヤマダ矯正歯科 正しい歯並びの条件 日本矯正歯科学会

歯並びセルフチェックシート

 

 

 

 

 

source:日本矯正歯科学会http://www.jos.gr.jp/

プラークコントロール+免疫力アップで患者さんのお口を守る!

プラークコントロール+免疫力アップで患者さんのお口を守る!

ヤマダ矯正歯科 プラークコントロールと免疫力アップの相乗効果

矯正治療の患者さんの口腔内には1〜2年の間装置が入っています。

そのため様々な要因がからみ合い、口腔内の環境を悪くしています。歯科衛生士さんによる懸命のブラッシング指導にもかかわらず歯肉炎になってしまう患者さんもおられるのではないでしょうか?

 

 

歯の矯正に免疫細胞が効果的!
現在、歯を矯正するには一方向に力をかけますが、
その際、歯の周囲(歯根の周囲)では歯根膜(歯根を支える組織)や歯肉細胞等の支持組織の破壊がおこり同時に修復と再生を繰り返しています。

この修復と再生に欠かせない細胞外マトリックス(ヒアルロン酸・コラーゲン)の産生を促進しているのが免疫細胞だそうです。

この免疫細胞の機能を高めれば歯の周囲で繰り広げられる修復・再生に体がより対応しやすくなると言われています。

 

ストレスと免疫細胞の関係!
また、免疫細胞は矯正治療におけるストレスに対するケアにも効果が期待できます。
患者さんは口腔内に装置が入っています。
そのため、好きなものを自由に口に出来ない、口元が気になるなど非常に強いストレスを感じておられます。

免疫細胞(免疫力)は、このストレスによって力が軽減されてしまいます。
歯の修復と再生に免疫細胞が有効なのと同じくストレスの軽減のためにも免疫細胞が効果的なのです。

 

矯正治療を受ける患者さんには適切なブラッシング指導と免疫力アップを!
下記イラストのように免疫力を高めるとともにブラッシングも完璧!としていただいた患者さんは口腔内の環境改善、歯周病の予防が大いに期待できます。

ヤマダ矯正歯科 プラークコントロール 矯正歯科治療

プラークコントロールと免疫力アップの相乗効果

ハウスウェルネスフーズ株式会社から販売されている乳酸菌HKL-137はこの免疫力を高める効果が高い素材だそうです。
歯肉の腫れを改善でき、歯の移動に対する効果も期待できる免疫細胞に期待が高まりますね。

詳しくは担当の歯科衛生士・医師にお尋ね下さい。

参考 株式会社オーラルケアhttp://www.oralcare.co.jp/Top/

乳酸菌HKL-137について詳しくは…http://hkl137.jp/